2歳児が泣き叫ぶなかマンモグラフィーに挟まれる話

2歳児が泣き叫ぶなかマンモグラフィーに挟まれる話


今回、乳腺の痛みがあり慌てて病院の検査予約をしたあとの話を書いていきたいと思います。

(ブログ更新が遅くなってしまって今になるのですが、ようやくちゃんとまとまった時間ができたのでいっきに書いていきまーす!)

さて、ようやく検査日当日を迎えたわけですが、ドキドキです。

2歳児と一緒に乳がん検診はできるのか?

今まで幼稚園に預けている間に検診に行ったりしていたので、初めて幼い子供を連れて検診に行くことになりました。

知らない場所で泣かないか心配…今のところそれが心配です。

前回のお話に引き続き、私の検査の様子などを書き残していこうと思います。

前回のお話
卒乳した後の乳腺炎かも?検査予約でつまづいた話をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。



 【目次】
 





1.検査日当日の朝


いよいよ検査当日!

今日は晴天。2歳児も朝6時に元気に『おはよー!』と起きました。

小学生の姉妹より3人の子どもたちの中で一番の早起きさんです。

偉いぞー!!

保険証は持った。

お金はもちろん…入ってない!(あぶなっ!ササッっと諭吉さんをお財布に入れます)

車を走らせて15分くらいで到着。

駐車場どーこー?(すでに迷子ですね)

ようやく車を駐車して病院へ向かいます。

2歳児と手をつなぎ、エレベーターに乗り込もうとゆっくり歩いていると、先にエレベーターに1人女性が入っていて、こちらを見てニコニコ顔で待ってくれていました。

(マスクしてても目で分かるくらいニッコニコ!素敵!)

それに気づいて、『あ!ごめんなさい!』と慌てて行くと優しく乗り込むのを待ってくれました。

そういった優しさが本当に嬉しくありがたい。

他の階で降りされる際にはお辞儀をしてお礼を言ってお別れしました。

さぁ、いよいよ受付の方とご対面です!


2.受付のプロとご対面で悲しみ


受付では電話対応と対面対応で忙しそうでした。会計の人が1人いて、順番にお会計をしている。

私の前に1人立っていて、その人が終われば私の番がやってくる。

と、ここで待っている間私は気づいてしまった。

忙しく電話対応をしている方があのとき私と会話をした人だという事実に。

少しだけ残念に感じながらも前の人が終わり、私はスンっとした表情で保険証を出しました。(内心は少しショックですが、表情には出さないように必死です)

チラッと横顔を見ると、声もそうだけど優しそうなお顔をしていました。(イメージ通り!!)

また機会があればお話ししたいものです。

もう1人の受付の方に渡された問診票を受け取ると、紙は2枚あり質問事項などびっしり。

ちょっと時間かかるので、2歳児を待たせまいと急いで記入しました。

スラスラと書き込んでいくと最後の方でピタッと手が止まる。

病名が判明したときどなたに知らせますか?

その病名が判明し医師の説明を一緒に聞いてほしい人はいますか?

この2つとも夫にしたのだけれど、もし夫が先に亡くなった場合はどうしよう?って考えてしまった。

もしそうなったら母だろうか?
来年中学生になる子にはまだ早い気がする。

まだ検査も何もしていないうちに最悪のことばかり考えてしまう癖がある。

だけど、最悪のことが起こった時にきちんと行動が出来ないだろうからいろんなシミュレーションは大事よね。

そんなことを考えながら受付で問診票を渡すと、次は着替えるように案内され、たくさんある鍵付きのロッカーのひとつに荷物を置いてピンクの作務衣みたいなのに着替えました。

待合室の椅子に座る。

検査室に呼ばれるまでの間は暇なので2歳児と窓の外を見たり、持ってきたぬいぐるみと遊んでいました。

思いのほか知らない場所でも泣かずに落ち着いて待ってくれている。

ほっとしていたら名前を呼ぶ声が聞こえました。



3.いよいよマンモグラフィーの部屋へ


検査室の中は6畳くらいの部屋に大きなマンモグラフィーの機械がありました。

いよいよこれに挟まれる時がきたわけですね。

2歳児は少し離れた別室に連れていかれ、スタッフの方が検査の間見てくれるようです。
けれど、突然母親と離れたことに気づき泣き出してしまった声が聞こえてきました。

おもちゃを投げる音までする。スタッフの方、大丈夫だろうか・・・

そんな心配をしつつもこちらは着々と準備が進められ、マンモグラフィーの機械に挟まっている状態。

はやく終わるためにも集中しなければ!という一心でぎゅぅぅっと挟まれる痛みに耐えていました。

いた〜い!すっごく痛い!

涙目で耐えてます。本当に慣れない痛みに悶絶してますよ。


両方をなんとか撮り終えて服をきちんとすると、別室から2歳児とスタッフさんがやってきました。

ぐしゃぐしゃの泣きっ面で『ママー!!』と駆け寄ってきた我が子。

ごめんよ・・・。

そのあとは超音波検診で薄暗い部屋の小さいベッドに移動して検査。

仰向きの私の隣に座り、ご機嫌な子はお腹を『こねこね~』といいながらマッサージしていました。

私のお腹の脂肪をにぎにぎと。

やめてくれぇ・・・。



4.検査の結果を聞くときがきた


そしていよいよ検査結果を聞きに診察室へ。

緊張しながらも触診とレントゲンを見た結果、問題なしとのこと!

レントゲンではまだミルクが残っているのとそれが石灰化している部分があり、それ以外で問題がある部分は無かったようです。

(え?卒乳して1年経っててもまだミルクが残ってるの?)

いや、本当に良かった。

実は検査の2日前から痛みがスッと消えてはいたんですよね。

でも、一応念のために診てもらおうと思っての受診でした。

これでしばらく安心できます。

また定期的に受診して病院に行こうと思います。




検査日までに本を読んでみました。

ガン患者を長年取材してきた著者:阿久津 友紀さんが今度は自身もガンになり、仕事と治療の両立、治療費や具体的な知識と情報が詰まった一冊。

明日は我が身という気持ちで食い入るように読みました。

生きる選択を迫られるかのようにさまざまな壁にぶち当たったとき。

その度に悩み、考え、選択し、生活を送るなかでどうするのがいいのか?

それらを教えてくれる指南書として読みやすかったですし、もしガンになっても少しは不安や心配で押しつぶされそうということにはならないなと感じました。



まとめ



胸にしこりがあるかどうか確認するときはお風呂場で確かめるのが1番だと思っています。

というのも、実は6年ほど前にも病院で診てもらったことがありまして、そのときは触るとはっきり分かるほどでした。

その時もお風呂場で体を洗っている時で、違和感に気づくことができました。

乳腺外科で受診し、細胞を取って検査。

これ一瞬でしたけど、2日間はめっっちゃ痛かったです!

後日検査結果を聞きにいくと、脂肪の塊という事でしたが、もしあれが悪性の腫瘍だったらと思うとゾッとします。

その後脂肪の塊はというと、3年くらい経ったときには存在を忘れてしまうほど綺麗に無くなっていました。



日がん看会誌 22 巻 2 号 2008 年に書いてある
を読むと、乳がん患者が初期治療選択で経験するさまざまな困難と苦悩が読み取れます。

  • 治療の方法をどれにするのか?
  • 家族に相談しづらい場合はどうするのか?
  • その治療をすることで家族のサポートはどうなる?
  • 術後のケアはどうなるのか?

私がこの立場になったときに、はたして適切な判断ができるだろうか?と不安になります。



芸人のだいたひかるさんも乳がん治療でアメーバブログに書いているのを読んだことがあるのですが、自分の体の内側のことまでは気づきにくいこともあるので、定期健診やお家での確認など、毎日の体の変化に気を配ることで少しでも早期発見ができれば良いなと思います。


Google検索だけでは不安を増す原因になっている


参考にしたい文献など、Google検索では探せません。
乳がんと検索してみて病院のホームページや病気の症状について書かれているの、多くないですか?

文献を読みたいときはGoogle scalarで


そんな時にはGoogle scholarなら参考になる文献があります。

なにか知りたいこと、調べたいことがあるときは利用してみるといいです。


ぐーぐるすからーと検索すると出てきますよ!
リンクはこちらGoogleスカラー

『まだ』ガンになっていないだけで『他人事』だと遠ざけないで、明日は我が身と思ってぜひ定期健診をしましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!




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